食育とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることを指します。また一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指します。
2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられており、単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの第一次産業についての総合的な教育のこととされます。この言葉を造語した石塚左玄は、食品の与える影響に関する独自の説によって、子どもに食べさせる食品の影響によって子どもの心身を養うという意味で用いました。
二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている。もとより、食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。
(内閣府食育推進担当ホームページより抜粋)
平野保育園では、理念の一つに食育を掲げております。平野保育園では、菜園にて季節折々の野菜を園児と共に育てております。自分たちが食べる食材を育て、収穫することにより「食べること」に感心を持つことを目指しております。
(左)4月の竹の子ほり
(中)10月の芋ほり
(右)園児自らの手で調理するクッキング保育
また、伝統的な食文化とのふれあいとして、12月にはお餅つきを毎年行っております。一般的な臼と杵を使った餅つきと、地域の伝統的な餅つきで「唐臼(からうす)」というものを利用します。
(左)唐臼でお餅つき
(中)一生懸命杵を持って
(右)お友達と仲良くお餅を丸めます


